うめりのBLOG

ヨガ、アロマ、簿記が趣味のミニマリスト雑記ブログ

クラスの名前

 

ヨガインストラクターとしてやっていくのは、マネージメントだったり、
ビジネスセンスだったり、マーケティングだったりといったビジネススキルと
お人柄を求められますよね。

こんにちは。

ヨガインストラクター業を今月卒業するうめりです。

私のレッスンも残すところあと4回です。

今回は、ヨガスタジオのレッスン・スケジュールを眺めていて、クラス名は大事と思ったことを書いてみようと思います。

よろしければ、おつきあいください。

 

私がはじめてスタジオでヨガレッスンを受け持つことになったとき、

「クラス名と、レッスンの紹介文50文字以内を考えて報告ください。」とスタジオから言われ、全部自分で決めていい、というか、決めるべきで、責任は自分にあるんだと悟りました。

 

この3年間で、2クラスの内の1つ、強度★★のクラスは、クラス名と紹介文を約1年毎に変えました。

「やさしいパワーヨガ」★★

太陽礼拝を中心に、呼吸と身体の動きを連動させていくことを目指します。

「インナー・ビューティー・ヨガ」★★

体の内側から美しく。太陽礼拝で体を温め、背中や脚、体幹を鍛える立位のポーズ等を行います。

「モーニング・プラクティス」★★

陰陽バランスよく、ゆっくりヨガの練習を行います。かんたんな呼吸法、瞑想法を取り入れます。

 

正直なことを言いますと、

私の強度★★のレッスン内容自体はそんなに変わらないものでしたが、

定員一杯での予約をいただけたのは、

「インナー・ビューティー・ヨガ」でした。

 

そして現在、スタジオの日報とクラス名を比べて見ると、ダントツに人気があるクラスの名前には、

アンチエイジング、老化防止」という言葉が含まれていることに気づきました。

ネーミングは、重要なんだということが見えてきました。

実際にレッスンを受けてみなければわからないものですが、

体験前にどのクラスがいいかなと選ぶ際、

「なりたい自分」になれるイメージのクラス名が付けられていると、

体験してみたいと思いやすくなるはずです。

受けに来られる人が期待されていることや悩んでいることに対してアプローチできるクラス名がよいのでしょう。

今更ですが、人々がヨガに期待していることを洗い出して、自分にサポートできそうなことと突き合わせて、クラス名を決めることができればよかったなと思いました。

 

7月からは、私が担当していた土曜の朝のレッスン枠に新しい先生が入られます。

先日、新しいレッスン・スケジュールを生徒さんたちへお渡ししました。

レッスンが終わり、みなさんが帰られて、スタジオに一人残った私は、レッスン・スケジュールを少し眺めました。

後任の先生は、どのようなレッスンをされたいのだろうかと、少し興味があったのです。

私は、スタジオからクラス名などを提出するよう連絡をいただいた際、

先生のしたいクラスで、何でもいいですよと言われました。

私、何がしたいの?まさか、ない?としばし呆然としてしまった記憶があります。

自分がヨガを通して何を伝えたいか?

ヨガ・レッスンを始めるというのに、それを明確に持っておらず、それなのに高い受講料を焦って払ってしまった、なんて考えなしなんだろうと自分で自分を責めました。

(RYT200を受講する理由は人それぞれですが、私が参加した回では、すでに自分のスタジオを持って活動していて、満を持して受講された人、まだ人に教えたことがないけれど、ヨガスタジオより内定をもらっている人や、自分がどんなクラスをしたいかを明確に持っている身体能力が高い人といった、すごい人が多かったです。)

今後、AIに仕事が奪われていくと言われる社会において、

ヨガを教えるスキルを持っておくと役に立つかもしれないという考えもあるにはありましたが、

ヨガをまわりの人に教えることができると素敵かもというふわっとした気持ちの方が多くを占めていて、即答できなくて、地に足がついていない状態、夢見がちな魚座らしい、という状態でした。

それでも、スタジオと契約をして動き出したのだからと、

ぼんやりした夢の輪郭を削り出そうと決めると、意外に早く案がまとまりスタジオに報告できました。

 

思っているだけではなくて、行動しなければ、始まらないものですね。

一歩を踏み出すと、次のステップが見えてきます。

本当は、最初からどうなりたいか自分としっかり向き合って、

それは本当に成し遂げたいことなのか、なぜそうしたいのか順に掘り下げ、

真にしたいことだとわかれば、その方角へ行くためにどんなステップを踏んでゆけばよいかを洗い出して歩んでゆけるとよいのでしょう。

それができれば、私のように、自己投資のためのRYT200と思っていたら浪費だったというようなことにならずに済みます。

私は行き当たりばったりなところがあり、反省しきりです。

 

多くの人が、本当になりたい自分になれることを願って、本日は失礼いたします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!