買い物で失敗ばかりしていた私。
ちょっとしたものを買ってはすぐに貧乏になっていました。
目的を持って貯蓄をして、熟考した末に買うならよいのですが、
私の場合、「気が向いたからちょこちょこ買い」でたちが悪い。
ちりも積もれば山となる。
あれ?なんで今月お金無くなっちゃったんだろう?次の給与日がまだまだ先だよ?ということがこれまでしばしばありました。(泣)
これぐらいいいじゃん買いから、私は卒業する必要がありました。
ちょこちょこ買いには文具も多く、
「ウメさんは何でも持っている。」
「だってウメさんは文具協会の名誉会長だから。」と職場で冗談を言われたことがあります。
シャチハタ印で済むところ、朱肉や捺印マットを常備していたり、
ルーズリーフゲージパンチを所持していたりするからです。
字を書くのが好きで、
色々なペンと紙の相性を確かめる内に、
ノート、ペン、付箋などを文具店に探しに行き、便利そうだったり目新しく役に立ちそうな文具などもついで買いして、文具があれよあれよという間に増えてゆきました。
今回のタイトルとした「LAMY tipo ローラーボール」もそんなちょこちょこ買いの一つでしたが、これがどういうわけか、私に大切な気づきをもたらしてくれました。
LAMY tipoがシンプルな定番を持つことの良さを教えてくれた。
自分の定番があると、買い物での失敗がしにくくなり、
悩まずに済むため時短にもなります。
tipoは単なるペンです。それなのに、その無駄のないデザイン、飽きの来なさ、使い勝手の良さが、私に定番を持つことの利点を教えてくれました。
自分が衝動買いをすると、悲しいかな、ことごとく失敗、散財になってしまいます。
一時の感情に流されず、定番を持つことに決めてから、後で無駄遣いしちゃったと思うことが無くなりました。
tipoは気軽に使える水性ペン。
万年筆で書く文字は味が出るところが好きで2本持っていますが、
仕事などでさっと取り出してメモするには、
LAMY tipo ローラーボールが私には一番快適です。
LAMYはバウハウス*1の影響を受けている有名なドイツの筆記具ブランドです。
tipoの魅力7選。
- シンプルデザインイズザベスト!
- 軽い。
14g程度で持ち運びやすい。tipoにはオール樹脂製とアルミ×樹脂製の2種類があり、アルミ×樹脂製でも15g程度です。 - キャップレス!
クリップを下にスライドさせるだけでペン先がこんにちはしてくれます。
クリップ上部を軽く押すだけでペン先がハウスするスマートさ。
クリップのデザインが、2017年にフラットなものに変更されました。
個人的にはデザイン変更前の丸みのある方が好きです。 - 書き心地なめらかな水性インク。専用の替え芯の色は、黒、赤、青があります。(個人的にマゼンタがあれば嬉しいです。)
- 握りやすい太さ。
ペン軸の直系1.1cm程。 - 書いていて手にインクがつかない。
私だけかもしれませんが、万年筆などで字を書いていると、
指先などに必ずと言っていいほどインクがついてしまいます。
tipoで書くときはそれがなく仕事の後にデートの予定が入っていても安心です! - 耐久性がある。
替え芯問題
- 替え芯はLAMY M66。
これが私の近くの文具屋さんに置いていないことが多いです。
Amazonで購入できるのでいいですが、
急に必要になったときに困ります。 - 替え芯が高い。
他メーカーの手頃なものとの互換性を報告するブログ記事を読んだことがありますが、
正規品のインクのちょうどいい滑らかさと早く乾くところがよくて浮気できず。 - インクがわりとすぐに無くなるような?
さらさら書ける水性インクだからなのか、私が字を書きすぎだからか、もう無くなっちゃった~となることがあります。
替え芯問題はあるものの、
現在所持しているtipo3本は一生使い続けると思います。
定番を決めて、だめだめ無駄遣い人生から脱却し、合理的なミニマリストになるのです。